電力先物の試験上場開始で注目が高まるエネルギー関連
2019年9月17日から東京商品取引所(TOCOM)で電力先物の試験上場が始まります。これに伴い石油市場は「エネルギー市場」と名称が改められます。電力先物上場の狙いは、電気事業者に対して、透明性の高い先行価格を形成することと、価格変動リスクのヘッジ機能の提供にあります。
2016年に電力小売が全面自由化されて、現物の電力売買は活発化しています。ただ、天候の影響を受けやすく、価格変動が大きいという問題がありました。
※電力の現物取引は、日本卸電力取引所(JEPX)で行われています。
先物取引によってこの価格変動リスクを抑えられるというメリットがあり、自前で発電所を持たない新電力事業者の活用が期待されています。電力先物取引は法人のみが参加でき、個人で取引に参加することはできません。
この試験場上の成否が、今後の我が国のエネルギー政策に大きく影響してくるでしょう。
私達の生活に欠かすことのできない電力。値上がりすると家計に与えるインパクトも大きくなりますが、資産として保有することができれば、値上がりすると嬉しいもの。そこで、投資信託を活用してみるのもいいでしょう。エネルギー関連のファンドは、59本あります(2019年9月13日現在)。
電力に注目すると気になるのが、原油の値動きです。みんかぶ先物ではドバイ原油の価格情報やチャート、関連ニュースを見ることができます。合わせてご活用ください。
>>ドバイ原油情報
配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
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