New Face紹介　（2019年12月）

12月に新規設定された公募投資信託は追加型26本、単位型6本の合計32本。設定額の合計は2,440億円(概算)となり、前月から約2.5倍になりました。

設定額第1位は「ティー・ロウ・プライス米国成長株式ファンド（アメリカン・ロイヤルロード）」の1,482億円で、2019年を通じて最も当初設定額の大きなファンドとなりました。

当ファンドは、ビジネスモデルやブランド力など独自の調査情報を活用し、米国上場銘柄の中で2桁台の長期的な成長が期待できる銘柄を選定し、投資を行うのが特徴です。

第2位は338億円の資金が流入した「ひふみワールド＋」。10月に設定された直販向けの「ひふみワールド」と同じ運用戦略に基づき、投資先のバリュエーションを判断した上で、海外企業の現地経営者にインタビューを行い、時代に応じたグローバル成長企業を発掘します。

2019年に新規設定された国内公募投資信託(ETFを除く)の本数は315本と、前年の400本から85本少くなりました。

一方で、米中貿易戦争打開への期待や金融緩和を背景に世界の株式市場は堅調に推移し、8割以上の新規設定ファンドが2019年12月末時点でプラスリターンとなりました。

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