『月間設定額はコロナショック前の水準』~2023年1月資金流出入状況から~

2023年1月の投資信託の概況が投資信託協会から発表されました。
公募株式投信(ETF除く)の設定額から解約額と償還額を差し引いた資金増減額は、6,044億円増となりました。
月間設定額は2019年10月以来の低水準
2023年1月の設定額は1兆6,843億円、解約額は1兆0,630億円、償還額は169億円で6,044億円の資金流入となりました。
月間の設定額は、高水準だった前月2022年12月の2兆4,512億円から大幅に減少しました。1兆6千億円台は2019年10月以来の水準です。
それに伴い、資金流入額も前月に比べ低水準となりましたが、運用による増減額が3か月ぶりにプラスとなったことから純資産総額は3兆3,647億円増加し、86兆9,482億円となりました。
2022年12月と2023年1月の月間設定額上位20ファンドを抽出しました。
2022年12月 月間設定額上位20ファンド
2023年1月 月間設定額上位20ファンド
上位20ファンドの設定額は、公募株式投信の合計額と同様に、2022年12月の7,938億22百万円から、2023年1月は4,897億30百万円に大幅な減少となっています。
「シティグループ社債/ダブル・アクセス戦略ファンド2022-12」は単位型、「GSグローバル社債ターゲット2022-12(限定追加型)(ワンロード2022-12)」は限定追加型のファンドなので、1月は設定が無かったり大幅に減少するのは当然ですが、一般の追加型ファンドでも「日経225ノーロードオープン」、「楽天日本株4.3倍ブル」、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」、「SBI日本株4.3ブル」、「フィデリティ・世界割安成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)(テンバガー・ハンター)」、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」、「しんきんインデックスファンド225」、「netWIN GSテクノロジー株式ファンドBコース(為替ヘッジなし)」は、設定額が半分以下になっています。
一方「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」や「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)」、「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)」など、積立の対象としている投資家が比較的多いと思われるファンドの設定額の減少幅は限定的です。
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配信元:NTTデータエービック
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NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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