注目のインド株式型投資信託はこれ

「インド株投資の魅力」でも触れたようにインド企業の業績は堅調。パキスタンとの関係悪化など懸念材料はあるものの(「インドとパキスタンが関係悪化 -カシミール地方めぐり対立-」)、インド経済がこれからも成長していくことは疑いようがないと思います。
そこで今回は、数ある"インド株"に投資をするファンドの中で、どれに投資をすればよいか迷ってしまうというかた向けに、いくつかのファンドを紹介していきます。
まずレーティングを比較します。特に同一分類のファンドを比較する際には、レーティグで比較するといいでしょう。このレーティングは、各ファンドが指標としているベンチマークからの乖離度合いを元に評価をしているからです。つまり同じインド株に投資するファンドであれば、相対的にどのファンドが優れているかを判断する材料になるのです。上位10%には星5つ、平均以上のものに星4つを付与しています。星4つ以上のものは下記の7本です。
【レーティング4以上のインド株式型ファンド】
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング (1年) |
---|---|---|---|
1 |
AM-One |
★ ★ ★ ★ ★ | |
2 |
リアル・インド株式ファンド(3ヵ月決算型) |
AM-One |
★ ★ ★ ★ ★ |
3 |
アムンディ |
★ ★ ★ ★ ★ | |
4 |
大 和 |
★ ★ ★ ★ | |
5 |
ドイチェ |
★ ★ ★ ★ | |
6 |
ピクテ |
★ ★ ★ ★ | |
7 |
ブラックロック |
★ ★ ★ ★ |
新光ピュア・インド株式ファンド
まずこの中で注目したいのは、新光ピュア・インド株式ファンドです。取扱金融機関が32社で、銀行や証券会社など幅広い金融機関で取り扱っています。手数料が最も安いのは岡地証券、岡安証券、西村証券で2%です。次いで大東銀行が2.1%。他はみな3%となっています。
ドイチェ・インド株式ファンド
次に注目したいのがドイチェ・インド株式ファンドです。12社で取り扱われています。SMBC日興証券、松井証券、SBI証券、カブドットコム証券、廣田証券、マネックス証券、楽天証券が手数料を1%としています。静岡銀行が2%で、それ以外は3%です。
iTrustインド株式
そして、iTrustインド株式。13社で取り扱われています。このファンドはいわゆるノーロード・ファンド。手数料がかかりません。信託報酬も0.88344%で、新光ピュア・インド株式ファンドの1.242%、ドイチェ・インド株式ファンドの1.35%と比較してもだいぶ安くなっています。
その他のファンドは販売金融機関が限定されています。こうしてみると、パフォーマンスがよく、販売金融機関が幅広い新光ピュア・インド株式ファンドと、コストが安く抑えられているiTrustインド株式のどちらか、というところでしょうか。
※各投資信託の手数料は、一般社団法人投資信託協会のデータを元に、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが調査
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❏インドとパキスタンが関係悪化 -カシミール地方めぐり対立-
配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
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このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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