長期投資のすすめ35~債券投資の種類~~

BOND(ボンド)と呼ばれる債券の語源はband(ひも、帯)、bind(縛る)と一緒だと言われています。bondedには債券による保証や「ボンド」というそのまま日本語の商品名になった接着するという意味もあります。
誰かがお金を借りるために発行し、ちゃんと約束の期間までに返すという証書です。これに貸し借りの内容として、利子(借りた人が返す)と利息(貸した人が受け取る)や金利(元金への利息の割合)が記載されています。
経済は自給自足ではなく、様々な組織がお金を借りるためにこの債券を発行します。誰が発行しているのか、日証協のホームページに記載があります。
(出所:日本証券業協会)
国や地方公共団体や会社もお金を借りているようです。様々な立場で発行される債券は、それぞれ条件が異なります。この条件が金利や期間です。私たちの生活に身近な住宅ローンやカードローンにも金利があります。例えば住宅ローンでは、銀行からお金を借りる際の「短期プライムレート」が基準になりますが、その大元を遡ると国債の金利にたどり着きます。
お金を借りるには信用が必要です。ちゃんと返してくれる人は低く、不安だと高くなります。「高金利」・「ハイイールド」と記載がある場合は不安な借り手だということを忘れないでください。
どんな債券に投資ができるの?
様々な組織がお金を借りて、債券として証書が発行され流通していることがわかりました。では、証券会社や銀行で投資信託を通じてどのような債券に投資ができるのでしょうか?
分類 | 個別種類 |
国際機関債 | 世界銀行、アジア開発銀行、国際復興開発銀行など |
国債 | 歳入債(超長期・長期・中期・物価連動・国庫短期・個人)、融通債、繰延債 |
地方債 | 公募地方債、銀行引受地方債 |
政府機関債 | 政府保証債、財投機関債 |
金融債 | 割引金融債、利付金融債 |
社債 | 普通社債、新株予約権付社債 |
日証協の説明にはなかった国際機関債へも投資信託を通じて投資することが可能です。スープラと呼ぶことがあります。Supra(上に、超えて)という意味でSupraNationalBond(国際機関発行の債券)というカテゴリになります。
ここでも注意なのが、だからと言って安心できるわけではありません。「ハイインカム」等の言葉とセットになると、新興国のケースがあります。本連載で何回も取り上げた為替の影響や信用力が低いために高金利のケースもあるのです。
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
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みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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